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クロツバメの浮き雲ライフ

どうもクロツバメです。保護猫ちゃん中心の生活を送りながら、ハンドメイドやDIY、音楽に読書と関心事を綴ります。

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レディオヘッドが18時間もの音源を公開、原因はハッキング

 とんでもないことが起きてしまった。愛してやまないイギリスのバンド、レディオヘッドの未公開音源が公開されるというのだ。それもなんと18時間分にも及ぶ膨大な量がだ。

 

 レディオヘッドの傑作「OKコンピュータ」の前後に制作した楽曲たちであることから、ファンからすれば垂涎の音源ということになる。

 

www.asahi.com

 ことの経緯はこちらのリンクに詳しいので割愛するが、一言で言うと「ハッカーに誘拐され身代金を要求されたが、これを拒否し音源公開に踏み切った。」というもの。

 

 メンバーに対しては気の毒だと思うが、内心は貴重な音源が世に出たことに対する喜びがそれに勝る。今なおバンドの軸としてアルバム制作の度にアレンジを試みられるものの、なかなか満足のいくものに仕上がらず日の目を見ない『BIG BOOTS』や、完成させてしまったら解散するのではないかなどど、まことしやかなウワサさえあった『NUDE(BIG IDEAS)』(アルバム『IN RAINBOWS』収録、解散は免れた!)など、優れた楽曲が多いこの時期だけに期待するなという方が無理というもの。18日間の期間限定販売とのことなので、ファンは急いで購入する事をお勧めする。

 

 

 レディオヘッドには脅迫観念をテーマにした楽曲がいくつかあり、その楽曲達のイメージと重ねてこのニュースを読んだのは僕だけではないだろう。

 

 2ndアルバム『THE BENS』日本限定版に収録の「KILLER CARS」(今まさにというホットなタイトルだが)の「俺を後方に追い抜いて悦に入る酔っ払い、こいつにかかれば命はない」という歌詞は恐怖がもたらす厭世観そのままだし、またアルバム『Hail To The Thief』収録の「A Wolf At The Door」には「警察にたれ込んだら子供たちの命はないぞ」という歌詞がありまさに今回のシチュエーションそのものでもある。なんとも因果なものだ。

 

 

 結果としてこの「脅迫」を退ける形になったわけだが、身代金としてハッカーから提示された15万ドル(約1,600万円)というあまりの金額に「こいつも熱狂的なファンに違いない」と勝手な想像をしてしまうのであった。

 

 

 ここのところはエレクトロニカの色彩を強め、以前のようなメランコリックな歌ものが少なくなってきた印象のレディオヘッド。その過渡期に制作された『OKコンピュータ』という傑作ではトム・ヨークが一貫して抱き続け、表現しようとしている世界観を垣間見ることができる。現在のレディオヘッドが有しているビジョンへの方向転換にあたる重要な作品だ。若かりし彼らが自らを造り替えていく苦行に立ち向かっていた時代の音源とあって涙なしには聴けそうにない。 

 

 

 

 

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