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クロツバメの浮き雲ライフ

どうもクロツバメです。保護猫ちゃん中心の生活を送りながら、ハンドメイドやDIY、音楽に読書と関心事を綴ります。

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野良猫を保護する手記【5月17日】~気まぐれな餌やりに思うこと~

 近隣にその姿を現してから約2週間という時間が過ぎ、保護が急がれていた【だいず】に対し、捕獲作戦を実行に移すこととなりました。この記事は5月17日(金曜日)の出来事です。

 

 

ここまでのあらまし

 

 

 

5月17日

 

 仕事を終え帰宅したあと、長丁場になる可能性もある保護作業に備えて急いで夕食を取り、20時に捕獲に向け出発。

 

 

用意した物

 

・洗濯ネット

・ゴムコーティングの手袋(念のため)

・リュック

・ごはん(カリカリ、ウェットフード、ちゅ~るなどのおやつをたくさん)

・長袖シャツ(抵抗した際に怪我を防ぐため)

 

 

 

 【だいず】がいる可能性が高い場所は2つの駐車場で、それぞれ便宜的に『ご飯場所』と『寝床』と呼んでいる。その2カ所の駐車場の間に地域猫のコミュニティが存在。

 

 

 

 捕獲の手順は①ごはんでお腹いっぱいになってもらう②いつもの流れで甘えんぼタイムに突入、なでなでの延長であるかのようにあくまで自然に洗濯ネットごしに首の部分をやさしくつかむ③頭→おしりの順にネットをかぶせて捕獲持参したリュックに入ってもらいファスナーを閉め捕獲完了となる。何度も奥さんとシミュレーションを繰り返した。ついには我が家の猫よもぎで首をつかむ練習さえした。問題ない。

 

 

 

 【だいず】の空腹時に遭遇率の高い『ご飯場所』に行くも不在、声かけしたりカリカリをシャカシャカさせても来る気配がない。

 

 

 

 「地域猫に追いかけられてどこかに避難しているのかも知れない」と気を取り直し、『寝床』である駐車場へと向かう。ここまでの数日間で我々と別れたあと、眠っていると思われる車の下に【だいず】を発見。

 

 

 

 いつもと少し様子が違い、目と鼻の先(その距離およそ50メートル)にある地域猫コミュニティの所在地の様子をなかば挙動不審で伺っているだいず。いつもなら「ごはん!ごはん!」とせかすように鳴くのだが、今日に限って我々のことを相手にしようともしない。

 

 

 

 カリカリを使って車の下からこちらに来るように仕向けるも、あたりをキョロキョロと見回すばかりで応じない。

 

 

 

 「もしかしたら地域猫と喧嘩でもしたのかも知れない。少しクールダウンする時間を与えて後でまた来てみよう」ということになり、その場を離れる。

 

 

 

 その足でコミュニティをのぞいてみると、『それ』はあった。

 

 

 

 出かけているのか、どの地域猫も不在のその場所に複数枚の紙皿に山盛りに積まれたカリカリを発見。紙皿のかたわらには地面に直接ぶちまけられたウェットフードの山もある。時間がたっているらしくハエが集まってきている。

 

 

 

 そう、『置き餌』がされているのだ。だいずが誰も妨げる猫のいないこの場所の置き餌を食べて満腹になっている可能性が高い。誰かが戻ってくる前にと大急ぎで空腹を満たして寝床に駆け戻ったに違いないと思うと、待たせてしまったこちらが悪いようにも思うがもちろんそんなことはない。

 

 

 

 30分ほど時間をおいてだいずが身を潜めていた『寝床』へ行くも、前来たときと同じ場所、同じ姿勢のままだ。手を変え品を変え(おやつ、カリカリ、水などで)車の下から出てくるように促すも動き出す気配はない。作戦じたいが怪我のリスクやストレスを排除し、こちらからアプローチしない趣旨であったためこの日の捕獲は断念せざるをえない。

 

 

 

 結論を言うと、僕たちのだいず捕獲作戦はたった1人の心ない『置き餌」によって失敗に終わったのだった。

 

 

 

 事前に捕獲する旨を掲示するなりの方法で周知しなかった僕たちにも責任がないではないが、どの餌やりボランティアさんにも認知されていないという事実が徒となった。

 

 

 沸き上がる『気まぐれな餌やり』に対する腹立たしさを「チャンスはまだある」と自分に言い聞かせるよう前向きな気持ちにすり替えてその場を後にした。

 

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昨日までのリラックスした姿は最後まで見られなかった

 

 

気まぐれな餌やりに思うこと

 

 

 猫を想う気持ちで餌をまいているのだろうし、そうであって欲しいと願うけれど『気まぐれ』に餌を与えるのはいかがなものかと思います。【餌やりボランティア】と【餌やり】はまったく別の物であることを知っていただきたいです。

 

 

 

餌やりの禁則

 

 

①紙皿などのゴミの放置:近隣住民への迷惑となり怒りの矛先が猫に向かうという本末転倒なことにもなりかねない。

 

 

置き餌:猫が不在の場合、戻るまで放置されている餌はカラスやネズミ、ゴ〇ブリのかっこうのごちそうに。鳥の糞やネズミを媒介として感染拡大する伝染病や寄生虫もあるため猫のためにならない。

 

 

 

 置き餌がしたいなら自宅の庭先など他人の迷惑にならない場所ですべきだし、糞尿や騒音の被害を好きなだけ被ればいいと思います。ただ、餌をあげる以上は責任を持って不妊・去勢手術の実施や怪我をしていれば可能な限り治療してあげるべきだと思います。なぜなら、これらの対応をしなかったばかりに無責任な餌やりによって増えてしまった命は、保健所によって無慈悲に絶たれることになるからです。

 

 

 

 何が猫のためになり、またならないのかを知ってもらうのも地域猫ボランティアの大切な役割だと思い、この記事を書かせてもらいました。あるいは読んでいて不快に思われる方もいるかも知れません。ですが僕が提示しているのは物事の「正しい在り方」ではなく、「正しい在り方とは何かを考えるための示唆」に過ぎないということをお断りしておきます。

 

 

 

 

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  最後までお読みいただきありがとうございました。